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『チェコの伝説と歴史』 第48回日本翻訳文化賞 北海道大学出版会 2011年3月刊 A5判/上製本/580頁 アロイス・イラーセク 著/浦井康男 訳 ◆原稿整理・割付指示・校正 |
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『最後の詩』 北星堂書店 2009年4月刊 四六判/上製本/256頁 ラビンドラナート・タゴール 著/臼田雅之 訳 ◆企画・編集・進行 ●編集秘話● 東海大学でタゴール研究に携わってきた訳者が、長年こだわり続けた異色作品を翻訳化。 著者がアジア初のノーベル文学賞作家であることを踏まえ、装丁の臼井新太郎氏と、 奇抜ではない、重厚感のあるカバーデザイン、本文組版を検討。満足のいく出来となりました。 |
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『この世のときを』 北星堂書店 2008年7月刊 四六判/上製本/296頁 ヴィルヘムル・ムーベリ 著/山下泰文 訳 ◆企画・編集・進行 ●編集秘話● 『地獄の家』でデンマーク作品を手がけたのが縁で、今度はスウェーデン作品の翻訳書の話が。 前回のミステリーとは異なり、今度は堅い文学作品でしたが、刊行を機に、スウェーデン大使館での イベントが催されるなど、作品を通じた意外な広がりに驚かされました。 |
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『ハビービー 私のパレスチナ』 北星堂書店 2008年6月刊 四六判/上製本/280頁 ネオミ・シーハブ・ナイ 著/小泉純一 訳 ◆企画・編集・進行 ●編集秘話● パレスチナ系アメリカ人である著者の体験をもとに、少女の揺れ動く想いを描いた自伝的作品。 随所に詩が散りばめられており、帯の推薦文を谷川俊太郎さんにお願いしたところ快諾いただき感激。 訳者の小泉純一氏の執念に後押しされ、こちらもパワーをいただいた作品です。 |
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『万華鏡 対訳寺山修司短歌集』 北星堂書店 2008年4月刊 A5判/上製本/144頁 寺山修司 著/鵜沢梢,アメルア・フィールデン 訳 ◆企画・編集・進行 ●編集秘話● バンクーバー在住の歌人で大学教授の鵜沢梢さんから打診された持ち込み企画。 当初は、1首ごとに見開きでの対訳となるありきたりの構成でしたが、装丁の薬師晶さんと練り直し、 ランダムに写真や絵、文字を散りばめ、斬新なデザインに。思い切りのよさが功を奏した1冊です。 |
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『イズムの泉 主義解析百科』 北星堂書店 2007年7月刊 四六判/並製本/384頁 テレサ・ローズウッド,アラン・フォン・アルテンドルフ 著/鴛鴦主義研究会 訳 ◆編集・進行 ●編集秘話● 翻訳権取得から15年経が過し、権利消滅の直前で、超特急での制作依頼が。 話を耳にしてから刊行までわずか1カ月半。北海道在住の著者と連絡を取りながら、 どうにか滑り込みで完成。薬師晶さんの洒落っ気ある装丁が評判になりました |
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『地獄の家』 北星堂書店 2007年6月刊 四六判/上製本/304頁 ラース・キエデゴー 著/加藤節子,リセ・スコウ,中重桂子,澤田由希子 訳 ◆企画・編集・進行 ●編集秘話● デンマークの社会派ミステリーの翻訳作品。4名による共同翻訳ながら、 一定のレベルが保たれていたのは、代表・加藤節子さんの統率力によるものかと。 意気込んで、「北欧文学コレクション」と命名。渋い装丁は高田佳子さんの手によるもの。 |
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『Demon Lake(夜叉ヶ池)』 北星堂書店 2007年2月刊 新書判/202頁 泉鏡花 著/小原金平,リック・ブローダウェイ 訳 ◆編集・進行 ●編集秘話● 滞っていた対訳書の編集作業を手伝い、刊行に向けての仕上げ作業を担当。 日本語と英語を見開きで対応させるため、台割確定にひと苦労しました。 以後、お世話になる装丁の薬師晶さんとの初仕事でもあります。 |
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『モンツァ 復讐のサーキット』 扶桑社 1993年12月刊 文庫/400頁 ボブ・ジャッド 著/伊多波礼子 訳 ◆校正 ●編集秘話● この頃(というか今でもですが)、F1中継にはまっていたことから、校正の依頼があったような記憶が。 当時、怒濤の旅行ガイドブック編集の日々を送るかたわら、初の単行本編集も手がけていたというのに、 どのように調整して校正の時間を捻出していたのか、今となっては記憶も不確かでして…。 |
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『スニーカーズ』 扶桑社 1993年1月刊 文庫/424頁 デューイ・グラム 著/染田屋茂 訳 ◆校正 ●編集秘話● いわゆるノベライズと呼ばれる翻訳書の校正。手を入れた校正紙を自転車のかごに入れ、 赤ん坊の長男を補助椅子に乗せて、最寄駅まで出かけていた牧歌的時代が懐かしい。 |
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『時速200マイルの陰謀』 扶桑社 1992年12月刊 文庫/408頁 ボブ・ジャッド 著/伊多波礼子 訳 ◆校正 ●編集秘話● 『キネマ旬報』を退社し、アテもなくプラプラしていた頃、元同僚で扶桑社に移っていたM嬢から声が。 初めての校正専門作業は、分からないことだらけで、仕事の出来も?でしたが、校正料の高さに仰天。 零細出版社と中堅の待遇差を、身をもって知るきっかけになりました。 |